- 2019.04.09 -

ドローンワークショップ、半年ぶりに復活

去年夏に実施したワークショップから約8ヶ月。
会場を馬籠宿にほど近い「馬籠ふるさと学校」にうつし、Parrot社さまのご協力のもと、「プログラミングでドローンを飛ばそう」vol.2を開催しました。

嬉しかったのは、夏に来てくれた子供たちが今回もう一度申し込んでくれたり、
「前回参加した知り合いに評判を聞いて・・」というご連絡が相次いだこと。
活動が不定期なODEKOですが、それでも私たちを待っていてくれる地域の方々の声が、本当に励みになりました。

内容、コンセプトをパワーアップ

「せっかく2回目の子達がいるなら、内容もパワーアップさせよう!」と、メンバーで深夜の企画会議を何度も開催。

(注)ODEKOメンバーはみな本業が忙しいので、打ち合わせはおもに深夜にオンラインで行なっています。うちあわせが白熱して、翌日が睡眠不足になることも。

前回のイベントの反省も踏まえ、検討したポイントは以下の2つでした。

その1)チームで考えるミッションを追加

第1回目より、このイベントでは”子供一人につきドローン1台”を重視しています。

これは、子供一人一人が自分のプログラムにじっくり向き合えるように、との意図だったのですが、その分、周りの子とも触れあえず、それぞれが孤立しやすいという欠点も感じていました。

去年から今年にかけて、世の中でも「プログラミング教育」が大ブーム。玩具のタブレットやゲーム機の普及で、家でも子供が一人でプログラミングの勉強ができる環境は整いつつあります。

でも(だからこそ)、せっかくみんなで集まっているワークショップなら、何人かでプログラミングを考える楽しさを知ってもらうべきなのでは?
私たちは今回そう考え、「2人1組でのミッション」を新しく取り入れました。

当日、実際にチームを組んでもらうと、もちろん一人ずつ気ままにしているペアもありましたが
「ここが違うんじゃない?」
「あ、その飛び方はどうやって組むんや?」
など、お互いに会話が生まれるペアが増え、会場はより賑やかに。

一つの画面に頭を寄せあってプログラムを考える様子が、微笑ましい素敵な光景でした。

その2)プログラミングの面白さを伝える

ドローンのワークショップはインパクトがあり、誰でも熱中できる企画なのですが、「ODEKO = ドローンを飛ばしてる団体」と思われてしまう懸念がありました。

そこで今回は、ワークショップの最後にお話の時間を追加し、「世の中には色々なプログラミングがある」というお話をしました。

ODEKOのミッションは、地域の子供たちが「プログラミング」を楽しく、そして世の中にあるごく自然なものとして認識してもらうことです。

ドローンを動かすことで感じた楽しさが、そのままプログラミングの楽しさにつながってくれると良いなと思います。

雪がうっすら積もる恵那山をバックに、思い思いにドローンが飛ぶ

実施当日(3/31、4/1)は寒さが冬に逆戻りしてしまい、馬籠は雪がちらつく場面も!

暖房のない体育館で、スタッフも思わず体が震えましたが、前回を上回る総勢36名の子供たちが元気にイベントに参加してくれました。

前回よりも広いスペースだったため、壁にぶつかることもなく、のびのびと飛ばせたのではないかと思います。

実施概要

次回はドローン以外のもので、秋ごろにイベント開催を目指しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

©ODEKO Nakatsugawa,Gifu