設立の経緯

なぜ、やっているのか

ODEKO代表の原 房枝(はら ふさえ)は、東京都から中津川市に家族で移住した2児の母です。
デジタル関連の制作業を営み、また自身も子育て中の親として、地域の子供たちに「テクノロジー」や「デジタル」の楽しさを知ってもらいたいという願いから、2018年に当団体を設立しました。

地域の大人を集めて、子供たちのためのあたらしい学びの輪をつくりたい 

現代の子供たちには、学校というきちんとした学びの環境があります。
ですが、学校ではない場所にも、たくさんの学びや刺激があると思っています。

時に、駄菓子屋のおばちゃんに社会のルールを学んだり。
近所のお兄ちゃんにゲームのやり方を教えてもらったり。
そういう偶然の出会いが、ないよりもあった方が幸せではないかなと思うのです。

先生ではない大人、お兄さん・お姉さんたちと、地域の子供がゆるく繋がり、大きな意味で人生に必要な”学び”を見つけるーー。
そんなコミュニティを、自分の住む地域に作れたら。
それが、私たちがODEKOを作ったきっかけです。

「プログラミング」って面白い!

私たちは主に、”プログラミング”をテーマにしたワークショップを行っています。

プログラミング教育は、2020年から小学校で必修になるなど、世の中的にも注目が集まっている題材です。ただ、私たちが目指しているのは、教科書のように「プログラミング言語を学ぶこと」ではありません。

私たちが、プログラミングを通して養っていきたいこと。

それは、目の前の「これがやりたい!」という自分の目標に対して、

1)道筋をたて
2)目標にたどりつく

という、いわば「課題解決のプロセス」です。

その力は、もしかすると学校の授業には役に立たないかも知れませんが、いつか大人になった時にきっと、その子が伸び伸びと生きるための武器になってくれるだろうと思っています。

活動の進捗とこれから 

2018年の夏休みには中津川市中央公民館にて、小型の最新ドローン8台を使ったワークショップを実施。
イベント後のアンケート調査では、参加者の小学生全員が「またやりたい」と回答。保護者の方々からも、10段階評価で満点の「10」を過半数からいただくなど、私たちの想像を超える反響がありました。

また、その後も地域のお祭りでロボットボールを使った屋台を出店したり、団体のリーフレットを配って宣伝を行うなど、地道な活動を続けています。

そしてこの春からは、より活動が活発になる予定です。

春休みには「馬籠ふるさと学校」にて再びドローン×プログラミングのワークショップを開催予定です。また、より沢山の地域の子どもと関わりたいという想いから、無償で学童保育やこども会などを巡回していく「500人スフィロ」の取り組みもはじまります。

今後も活動の近況をこちらで発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

©ODEKO Nakatsugawa,Gifu