- 2020.12.09 -

人口約330人余り、御蔵島(みくらじま)でドローンを飛ばす

2020年はコロナの影響で、自主的なイベント開催は控えておりましたが、お声がけのある場所にはできるだけ伺っていたODEKO。
この秋は岐阜県を離れ、伊豆諸島にて初の出張のワークショップを行いました。

御蔵島は人口300人余りの小さな離島。島へのアクセスは基本、船となります。
交通費など考慮し、3人のスタッフでいざ、御蔵島へ。

四方を絶壁に囲まれ、こんもりとしたかわいい御蔵島。イルカウォッチングのできる島としても有名です。

小中学校のグラウンド。晴れているとお隣の三宅島がキレイに見えます。

小・中学生混合のワークショップ

島全体で小学生・中学生が合わせて30人。
少人数、複数回でディスタンスが取れるよう、運営の方に綿密に予定を組んでいただき、もちろん感染拡大に配慮しつつ「プログラミングでドローンを飛ばそう」イベントを実施しました。

中学生組は少し高度に、六角形や台形にチャレンジ。

外角と内角、辺の長さはどうなる?

「島の子どもたちに幅広い学びの機会を」保護者の想い

今回のイベントは、島の保護者さんたち有志が主体となって企画されたもの。

「島の子どもたちに幅広い学びの機会を与えたい」という想いで、私たちODEKOを呼んでいただきました。

スタッフもお母さんたちが率先して参加。ドローンのバッテリー交換や、子ども達への声がけもどんどん上手になっていく運営の皆さん。(笑)

御蔵島には高校がないため、15歳になると皆、いちど島を離れてしまうのだとか。

15歳までの限られた期間でも、子どもたちに貴重な体験をして欲しい、という親たちの想いに共感。
オデコにとっても学びの多い出張になりました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

※おまけ
ドローンパイロットでもある、ODEKO長村。
島の気流に翻弄されながら、島を離れる直前まで、たくさん動画を撮影していました。

©ODEKO Nakatsugawa,Gifu